書の森教室302 (京都府宇治市小倉老ノ木)


現在、書の森ではウエブサイト上だけでなく実際に教室に集まって古典の臨書(取り組む古典として2015年は中国宋代の書家 黄山谷の伏波神祠詩巻、李白憶旧遊詩巻、寒食帖跋など)を中心に書く勉強も並行して行っています。


稽古日は毎週日曜日の午後1時から5時までです。人は違いますが、だいたい7~8人集まり途中3時におやつを食べながら皆でワイワイ楽しくやっています。その模様をお伝えしていこうと思います。


古典の勉強のほか、6月から課題文字を絞って半紙程度に作品作りをしています。書く中で臨書と創作の関連を自分なりに見つけて行くことを目当てに始めました。課題文字は 集・来・安 としました。どんなものが出てくるか今から楽しみです。



作品作りの部                              ざっくばらんに並べてみました。これからどんどん変わると思います。

 集

集 森番
集 森番
集  森番
集  森番
集  稻田
集  稻田
集 紙戸
集 紙戸
集 丈達
集 丈達

集 中川
集 中川
集 稻田
集 稻田
集 梅影
集 梅影


 来

来 森番
来 森番
来 紙戸
来 紙戸
来 紙戸
来 紙戸
来 畠中
来 畠中
来 中川
来 中川

来 丈達
来 丈達
来 紙戸
来 紙戸

 安

安 森番
安 森番
安 森番
安 森番
安 稻田
安 稻田
安 紙戸
安 紙戸
安 畠中
安 畠中

通信臨書のうれしい驚き(^^。)

 私は通信の会員さんに恵まれています。この臨書には本当にうれしい驚きがありました。まだ臨書の添削のやり取りをして五回か六回の方ですが、こんなに充実した臨書を見せていただきました。 


 この方は筆は従来よりかなり持っておられましたが、いわゆるかたちのきれいな文字を書かれていました。それではどうしても納得いかず、求めるところがあって書の森にとびこんで来てくださいました。


 一心に求める気持ち、純一な気持ちが如何に尊いかがはっきりわかる臨書でとてもうれしいことでした。

A氏臨書 牛橛造像記
A氏臨書 牛橛造像記
牛橛造像記
牛橛造像記

通信臨書のうれしい驚き(^^。)

 雁塔聖教序の「釐」という字です。

  この方も通信の会員さんですが、生真面目でいて非常にセンスの良い方です。一方で少し形に偏り過ぎる傾向があったように思っていました。添削をさせていただきほぼ二年半になりますが、このように目の覚めるような臨書を見せてくださいました。

 もともとお持ちの形を捉えるセンスに加えて

線の中身の充実が素晴らしい。古人が雁塔を評して「煙の青空にたなびくがごとし」という自由でのびのびした空気を獲得されている。一朝一夕にできる仕事ではありません。相当意識のうえで跳躍されたのだろうと想像します。古典を見る眼も豊かに育てて来られたからこその一枚です。

具体的な視点

攵 部分の小さいけれど疎かにせず、ゆったりと動いて筆も気持ちよく入っている。次の左払い、しなやかに伸びて見事。里の 部分の瑞々しさも見逃せないところで、特に最終横画はビシッと場所を得ながら豊かに墨を置いた余裕など小憎らしいまで。

新しくアップしました (^^。)